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株式会社フォージネットは鍛造加工技術で,日本のものづくりを支援する会社です。

会社方針 & 役員・スタッフ
CONCEPT

会社方針

株式会社フォージネットは、鍛造技術に携わってきた仲間が集まり平成18年5月31日に設立いたしました。
私どもが持っている鍛造技術に関する経験と知識を活用して鍛造を中心とする製造業を活性化することに寄与したいと考えて設立いたしました。
鍛造の技術問題を解決するだけでなく、企業の新生産技術の開発を支援し、若い鍛造技術者の教育も行いたいと考えています。

将来は、国際的に広がった私どものネットワークを活用し、アジアの力を有効活用を進めます。さらに、コスト競争力に勝れた鍛造品を今までの鍛造品ユーザ以外の方々にも知っていただき、鍛造品の用途拡大を目指した活動も行いたいと考えています。


2011年5月 中国天津 視察
(左から、中国側高官2名、小坂田会長、安藤社長、蘇州漢金 王社長)


ご挨拶(副社長就任にあたって)

私は,1978年から2020年までトヨタ自動車株式会社におきまして鍛造技術の開発,実用化に携わってまいりました.その間の自動車産業の成長に伴う社会の発展は,モノづくりの進化なくしては成しえなかったと実感しています.中でも,多くの要素技術で構成された鍛造技術はモノづくりの高度化に大きく貢献してきましたし,今後の社会発展のためにも必要不可欠な技術と確信しております.

さて,2020年代に入り素形材産業を取り巻く環境は大きく様変わりしてきつつあります。世界的課題である地球環境保護の観点から、脱炭素社会実現に向けて「2050カーボンニュートラル」を実行していかなければなりません.そのためには,エネルギ―の供給側・需要側ともにCO2排出量をミニマムにしていく取組が必要となります.

私は,自動車会社で取り組んだ経験と得られた知見を生かしながら,フォージネットの特長である学際的アプローチと技術及び人材ネットワークによって,自動車産業を始めとしたグリーン成長戦略14重点分野を下支えする素形材技術の開発を推進していきたいと考えております.

これからの素形材産業は,顧客依存型護送船団方式の途上国モデルから自主提案型高付加価値供給方式の先進国モデルへの変貌が必要です.その実現のため,従来のフレームワークを超えて工程スルーでのトータルエンジニアリングを進めていく「ワンチーム活動」を提案していきますので,皆様方の忌憚のないご意見を賜りたいと思います.ワンチーム活動にご賛同,ご参画いただける方は是非フォージネットまでご連絡ください.

2022年7月 副社長 森下弘一


役員・スタッフ紹介


安藤 弘行(Hiroyuki ANDO) / 代表取締役社長

1971年 (株)小松製作所に入社、冷・温間鍛造技術、閉塞鍛造技術等の開発。2000年 コマツ産機(株)で加工技術全般の技術支援活動。2007年6月 コマツ産機(株)定年退社後、技術顧問に就任(~2011年まで) 2007年6月 (株)K&K 設立 社長就任、(株)フォージネット副社長 就任。2008年6月には(株)フォージネット社長の就任。現在に至る。
専門:塑性加工学、鍛造、プレス加工

戦略的基盤技術高度化支援事業(国のプロジェクト)への参加履歴

2008年~ 「複合鍛造化による ベアリングレースの高度生産プロセスの開発」・・・技術顧問

2009年~ 「加工速度制御による高精度 ヘリカルギヤ の開発」・・・副総括研究代表者

2011年~ 「精密中空シャフトの高度生産プロセスの開発」・・・技術顧問

2012年~ 「Ni基合金の高度生産プロセスの開発」・・・技術顧問 

2012年~ 「軸方向に傾斜特性を有する超硬材料の開発と各種ギヤーの複合鍛造技術の開発」・・・副総括研究代表者

2015年~ 「Ni基超耐熱合金の組織改質と高機能ターボ部品の開発研究」・・・技術顧問

2018年~ 「サーボプレスによる革新的超高精度鍛造成形法の研究開発」・・・技術顧問




小坂田 宏造(Prof. Kozo OSAKADA)/
代表取締役会長、工学博士(京都大学)、大阪大学名誉教授


1970年 京都大学大学院工学研究科博士課程修了後、神戸大学助教、助教授を経て、1971年英国バーミンガム大学リサーチフェロー。1984年~広島大学教授、1988年~大阪大学基礎工学部教授。当社設立メンバーとして参画し、代表取締役会長に就任。 
専門:塑性加工学、鍛造、有限要素シミュレーション



森下 弘一(Hirokazu MORISHITA)/ 副社長

1978年 名古屋大学工学部機械学科卒業後、トヨタ自動車(株)入社。第5生技部 第1鍛圧技術室 室長、鍛圧・表改生技部 技術企画室 主査。2020年トヨタ自動車(株)退社後,一般社団法人日本鍛造協会専務理事就任。20225月に一般社団法人日本鍛造協会専務理事退任後,同年6月から当社副社長に就任。
専門:塑性加工学、鍛造



石川 孝司(Prof. Takashi ISHIKAWA)/
工学博士(1981年名古屋大学)、名古屋大学名誉教授

1978年 名古屋大学大学院工学研究科博士課程から名古屋大学工学部助手、講師、助教授。1993年文部省在外研究員(オハイオ州立大学),1994年名古屋大学大学院工学研究科教授。2015年名古屋大学退職後,中部大学工学部教授。2022年から当社に参加。
専門:塑性加工学、CAE



阿部 史枝(Dr. Fumie ABE)/
社長秘書 兼 業務部長、博士(工学)(大阪大学)

1997年 大阪大学基礎工学研究科博士後期課程修了後、日本学術振興会特別研究員、NEDOフェローなどを経て、2006年当社設立時から参加。2017年豊橋技術科学大学助教、2018年~岐阜大学地域連携スマート金型技術研究センター勤務。 
専門:塑性加工学、3次元積層造形(金属3Dプリンタ)

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